ハインケス政権以来の“無敵感”? フリック・バイエルンの破壊力が凄まじい

好調を維持するバイエルン photo/Getty Images

クラブOBもフリック体制を支持

今季こそバイエルンのドイツ支配は終わるかと思われたが、急激な速度で強さを取り戻している。

今節もホッフェンハイムを6-0と粉砕し、首位をキープ。先日にはチャンピオンズリーグの方でもチェルシーを3-0で撃破するなど、今のバイエルンは攻めて良し守って良しのパーフェクトな状態にある。

大きいのは今季途中よりチームを指揮するハンジ・フリックだ。フリックは素早くチームを立て直し、再びリーグ制覇&チャンピオンズリーグ制覇を狙える体制を作り上げた。その修正能力には驚かされるばかりだ。
クラブOBローター・マテウス氏も何度となくフリックを絶賛している。独『AZ』によると、マテウス氏はチームの雰囲気が3冠を果たした2012-13シーズンのバイエルンに近いとまで評価していた。

「フリック就任以降、バイエルンは落ち着いている。ユップ・ハインケスの時と比較できるほどだ。3冠も狙えると思う。全てがフィットしないといけないがね」

2012-13シーズンのバイエルンはユップ・ハインケス氏の下で手がつけられない強さを誇り、国内でも欧州でも圧倒的だった。チームがまとまっているという点では、当時に似た雰囲気が出てきているのかもしれない。

ひとまずフリック政権は今季終了までと考えられていたが、ハインケス政権に近い完成度になっているならば続投させるべきだろう。今節のホッフェンハイム戦ではエースのロベルト・レヴァンドフスキを欠きながら6得点を奪っており、当時と同じく手がつけられない状態になってきている。

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