102試合61ゴールの破壊力 数字で振り返る“新時代”のレフティーモンスター

ドルトムントのハーランド photo/Getty Images

今季だけでトップレベルの仲間入り

若手が化けるのは早いものだが、ここ数ヶ月で一気にサッカー界の主役へ躍り出たのがドルトムントFWアーリング・ハーランドだ。

英『Squawka』は「ハーリングにピッチで出来ないことはあるか?答えは、Noだ」と取り上げているが、ハーランドは今季だけで強烈なインパクトを残している。

では、改めてハーランドがどれほどのことをしてきたのか。同メディアは数字や記録からハーランドの活躍を改めて振り返っている。

1.10代初のCLシーズン二桁得点



19歳のハーランドは、ザルツブルクとドルトムント合わせて今季のCLで10得点を記録。10代の選手がCL1シーズンで二桁得点を記録するのは初めてのことだ。特にグループステージでは5試合連続得点を決めるなど大暴れ。CLで二桁得点は一流ストライカーの証と言ってもいいだろう。

また、ハーランドはCL通算わずか7試合で二桁得点を達成したことになり、こちらも史上最速だという。

2.豊富な得点パターン



CLでの得点パターンを振り返ると、ハーランドは利き足の左で6点、逆の右足で3点、そして頭で1点奪っている。194cmのサイズがありながら足下の技術も正確で、スピードもある。10点のうち2点はカウンターアタックからと記録されており、長距離をスプリントできるのも強みだ。

エリア外からのシュートも1点あり、これだけ得点パターンがあればDFも対応が難しくなる。

3.異なる3つのコンペティションでデビュー弾



とにかく派手なデビューを連発するハーランドは、ドルトムントに加入してからリーグ戦、DFBポカール、CLと全てデビュー戦でゴールを奪っている。これはクラブ史上初の快挙だという。

新天地での適応に全く時間を必要としないところも、新怪物・ハーランドの特長か。

4.100試合出場時点での驚異の成績



ハーランドはノルウェーのブリンFK、モルデ、ザルツブルク、そしてドルトムントと、4つのクラブで計102試合をこなしてきた。成績は102試合61得点となっており、10代とは思えぬ数字だ。ブリンFKでのゴールはなかったが、モルデで20点、ザルツブルクで29点、ドルトムントで12点と、見事な得点力だ。

5.PSG戦で見せたスピード



こちらも大きな話題となった。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのパリ・サンジェルマン戦にて、ハーランドは60mを6.64秒で疾走する驚愕のスプリントも披露している。これが大きくて速いと言われる理由だ。

カウンターアタックにも対応できることが証明されており、その評価は上がり続けている。

このままハーランドはワールドクラスの点取り屋へと成長していくのか。さらに成長すればDFにとって手に負えない存在となることだろう。

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