コンテ・アッレグリ時代には及ばない ユヴェントスのサイクルは終わりなのか

ロナウドは奮闘しているが…… photo/Getty Images

CLでのパフォーマンスに募る不安

チャンピオンズリーグ制覇を目標に掲げながら、決勝トーナメント1回戦1stレグでリヨン相手に0-1と敗北。ユヴェントスは少々嫌なスタートを切ることになった。

まだホームでの2ndレグが残っているが、1stレグで枠内シュートが0だったのは大きな問題だ。このクオリティでチャンピオンズリーグを制覇できるのかと疑問を抱いたサポーターも多いはず。

『90min』は、ユヴェントスのサイクルが終わりに近づいているのではないかとまで指摘する。現ユヴェントスのベースを作ったのはアントニオ・コンテであり、2011-12シーズンのスクデットからセリエA8連覇がスタートした。
今季も優勝を狙える位置にはいるものの、以前ほど盤石の状態というわけではない。ラツィオ、インテルとのデッドヒートとなっており、今季のユヴェントスは格下に敗れるなど不安定な部分も見せている。

気になるポイントの1つは、昨夏の補強だ。アンドレア・ピルロ、ポール・ポグバ、ダニエウ・アウベスなど近年のユヴェントスはフリー補強で成功を収めてきたが、昨夏にフリーで加えたMFアドリエン・ラビオとアーロン・ラムジーはやや出遅れた。ピルロやポグバに比べると大ヒットとは言い難い。

アヤックスから加えたDFマタイス・デ・リフトもフィットに時間がかかることになり、ジョアン・カンセロと入れ替わる形でやってきたサイドバックのダニーロも影が薄い。チーム力が十分に強化されているのか分かりづらいのは事実だ。

コンテ、マッシミリアーノ・アッレグリと盤石にバトンを繋いできたユヴェントスも、今季はどこか不安定だ。同メディアは仮に今季スクデットを獲得したとしても、来季は難しいのではないかとの見方も示している。

イタリア国内を圧倒的な力で支配してきたユヴェントスの時間は終わりへ向かっているのだろうか。リヨン相手の敗北で不安は加速している。

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