ウィルシャー、ラムジー世代を超える? アーセナル“新黄金若手世代”への期待

数年後のアーセナルはどうなるか photo/Getty Images

若手の成長こそ今季最大の収穫

今から約8年前の2012年、アーセナルは才能豊かな若手5選手と揃って契約を延長した。当時はみな20歳そこそこだったMFジャック・ウィルシャー、アーロン・ラムジー、アレックス・オックスレイド・チェンバレン、DFキーラン・ギブス、カール・ジェンキンソンだ。

英『Daily Mail』は、今のアーセナルには当時と似た期待感を抱かせる若手が揃っていると特集する。リーグ戦では9位、ヨーロッパリーグでは決勝トーナメント1回戦でオリンピアコスに敗れるなど結果は出ていないが、フレッシュな若手選手たちはサポーターにとっての希望だ。

欧州初挑戦ながら10得点を挙げている18歳FWガブリエウ・マルティネッリ、左サイドバックもこなしながら9アシストを記録している18歳のブカヨ・サカ、中盤からボールを運ぶ馬力とテクニックを持つ20歳MFジョー・ウィロック。
先日のエヴァートン戦で得点を記録した20歳FWエディ・エンケティア、同じ20歳のFWリース・ネルソン、さらにハダースフィールド・タウンにレンタル移籍している19歳MFエミール・スミス・ロウ、リンカーン・シティFCにレンタル移籍している19歳FWタイリース・ジョン・ジュールスも忘れてはならない。

エンケティアはチェルシーのアカデミーに在籍していた選手だが、背の低さが理由でステップアップできなかった。それをアーセナルが引き抜くことになり、この判断が成功に繋がろうとしている。

今のチーム成績は物足りないが、彼ら若手がいる限り未来は明るい。アーセナルの若手育成が良い時期を迎えているのは間違いなく、同メディアも将来への準備が整いつつあると期待をかけている。期待感ではウィルシャーやラムジーらの頃をも超えていると言っていいかもしれない。

まずはトップ4入り、その先のプレミア制覇へ。真の勝負は2、3シーズン後か。

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