その脚力は親譲り? ドルトムント19歳が披露した“爆速スプリント”[映像アリ]

PSG戦で驚異のスプリントを披露したハーランド photo/Getty Images

幼少期には世界記録更新の逸話

たった数秒程度の出来事だったが、試合を見ていた多くの人が19歳の猛烈ダッシュに目を奪われたはずだ。現地時間18日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのパリ・サンジェルマン戦で、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが見せた爆速スプリントが話題となっている。

この試合で2ゴールを挙げ、ドルトムント勝利の立役者となったハーランド。この活躍により、彼には世界中から称賛の声が寄せられているが、今回注目が集まっているのは14分のシーン。PSGのコーナーキックをクリアしたドルトムントがそのままカウンターに転じた場面だ。通常であれば、注目されるのは拾ったボールをそのまま1人でドリブルし、シュートまで持っていったFWジェイドン・サンチョだろう。

しかし、その陰でハーランドは非常にスピード感あるスプリントを披露していた。CKを自らのヘディングでクリアした同選手は、味方のカウンターが開始されたと見るや一目散にピッチを駆け抜ける。直前まで味方ゴールライン付近にいた男はものの数秒でサンチョを追い抜き、あっという間に前線に顔を出した。英『GIVE ME SPORT』によると、この場面でハーランドは60mの距離をなんと6.64秒で駆け抜けていたという。わかりやすくするために単純計算すると、100mを実に11.07秒で走るスピードだ。
規格外の得点力に加え、とんでもない身体能力を備えているハーランド。『GIVE ME SPORT』もこれには驚いているようだが、彼の血筋を考えればこの記録も不思議ではないかもしれないと主張する。彼の父親は元サッカー選手、母親は七種競技の元ノルウェー女王なのだ。まさにサラブレッドと言えよう。

さらに、その血がしっかりと受け継がれていることは幼少期からも見て取れたようだ。同メディアによると、彼は非公式でこそあるものの、5歳の時から同世代における立ち幅跳びの世界記録を所持しているという。恐るべき男だ。

身長194cmと長身な上に類稀なるスピードも持ち合わせているハーランド。相手DFからしてみれば、これほど厄介な相手はいないだろう。今季彗星の如く現れた19歳は、ストライカーとして必要な能力をいくつも兼ね備えるスーパーマンだ。


参照元:Twitter

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