デビューから9分で退場の鹿島MF松村が謝罪 サポーターたちの反応は

今季から鹿島に入団した松村 photo/Getty Images

励ましのメッセージが続々

16日、Jリーグの2020シーズンがついに開幕。この日行われたYBCルヴァンカップで、ほろ苦いプロデビューを果たした鹿島アントラーズのルーキーMF松村優太が、SNSを通して謝罪している。

現在18歳の松村は昨年12月から1月にかけて行われた全国高校サッカー選手権大会で、チームの10番を背負って静岡学園高校を優勝へ導き、今年から鹿島へ入団。今季開幕戦となったルヴァン杯のグループステージ第1節名古屋グランパス戦で早速ベンチ入りを果たすと、1点ビハインドの81分からピッチに立った。

しかし、途中出場から9分後、ドリブルが少々大きくなって相手GKランゲラックにキャッチされてしまった際に、懸命に足を伸ばしながら押し込もうとする。ただ、これが足の裏を見せながらのアフターでの危険なタックルになってしまい、ランゲラックは激昂し、両チームは入り乱れ、主審もすかさずレッドカードを提示したのだ。
そんな松村が試合後に自身のTwitterを更新。「デビュー戦でした。危険なプレイでした。ランゲラック選手をはじめ、名古屋グランパスの皆様、ファン・サポーターの皆様には申し訳なく思っております。このことをしっかりと次への反省にしていきたいと思います。雨の中たくさんのご声援ありがとうございました」と綴っている。

この投稿に対してランゲラック本人が「何もかも大丈夫だ! 心配するな!」と返信。きちんとした姿勢を見せたことで、名古屋サポーターからも「きちんと謝れるところは立派。今回の経験を忘れずに、成長してください」や「謝罪できる選手は素晴らしいと思う。好感を持てました」、「こうやって試合後にコメントをあげてくれるのはすごくいいことだと思う。これからも頑張ってください」、「松村君がいい子で良かった。応援するわ!」といった励ましのメッセージが多数寄せられていた。

また、鹿島サポーターからは「気持ちは伝わった。今後も頑張ってください!」や「危険行為は褒められたプレイではないですが、なんとかしようとした強い気持ちは買った。心から応援したいと思いました」といったコメントが送られている。

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