[西岡明彦]ピッチ内外で順風満帆のリヴァプール

プレミア最強ガイド 062

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今冬には南野が加入。さらにバスケ界のキングからもバックアップされるリヴァプール。日本でもさらに多くのファンを獲得していくはずだ photo/Getty Images

 現在、プレミアリーグを独走しているリヴァプール。2019年1月3日にマンチェスター・シティに1-2で敗退したのを最後に37試合無敗をキープ、1年間無敗という素晴らしい結果を残しています。03-04シーズンを無敗で駆け抜けたアーセナルと04年10月から翌年11月まで負けなかったチェルシーが樹立した49試合無敗というプレミア記録に、今後ユルゲン・クロップ監督のチームは挑むことになります。

 そんなリヴァプールに追い風となる話題が発表されました。ユニフォームサプライヤー契約を現行のニューバランス社からナイキ社に変更、20-21シーズンから年間8000万ポンドの大型契約を締結したことが明らかとなったのです。これは現行のニューバランス時代から約3500万ポンドの収入増が見込めるだけでなく、マンチェスター・ユナイテッドがアディダス社と締結している7500万ポンドを抜き、国内最高額の契約を手にすることに成功したことを意味します。

 バルセロナとナイキ社が締結している年間1億ポンド、レアル・マドリードとアディダス社の年間9800万ポンドには及ばないものの、今後の選手補強や編成に必要な潤沢な資金を手にしたことは間違いありません。

 また今回のキットサプライヤー変更によって、ファンにとって楽しみなコラボレーションが生まれる可能性も出てきました。米NBAのレジェンドの一人であるレブロン・ジェイムズは、リヴァプールのオーナー会社であるフェンウェイ・スポーツ・グループに招待される形で9年前に同クラブの株を2%取得、クラブの成長をサポートしてきました。ナイキ社との契約が発表された今月7日に、レブロンは自身のインスタグラムにクラブのロゴを掲示、5470万人のフォロワーに対し喜びを表現しました。

 パリ・サンジェルマンがマイケル・ジョーダンとコラボし、“ジャンプマン”をデザインしたアパレルグッズを商品化し人気を博しているように、リヴァプールもレブロンとのコラボグッズが生み出され、より世界屈指の人気クラブのステイタスを手にすることも期待されているのです。英国メディアによると、サプライ商品の売上からクラブが受け取るコミッション(手数料)は、通常売上額の7.5%前後とされていますが、今回の契約は20%に設定されているとのこと。様々な試みでファンの購買意欲を掻き立てる企画が登場するのは間違いなく、またそれが相乗効果となってクラブの成長を後押ししてくれることになりそうです。

文/西岡 明彦

※電子マガジンtheWORLD241号、1月15日配信の記事より転載


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