欧州五大リーグも後半戦へ突入し、優勝争いだけでなく残留争いも注目を集めるようになってきた。
降格した場合は必然的に1部のチームから主力を狙われることになり、どのクラブが降格するかも今後の注目ポイントとなっていく。
中でも英『90min』が気にかけているのは、ワトフォードでプレイする25歳FWジェラール・デウロフェウだ。デウロフェウといえばバルセロナのカンテラ(下部組織)出身者で、10代の頃よりリオネル・メッシと比較されるなど高い評価を得てきたアタッカーだ。
しかしバルセロナでは結果を残せず、エヴァートンやセビージャ、ミランでプレイ。2018年からはワトフォードでプレイしているのだが、同メディアはチャンピオンズリーグに出場するクラブでプレイすべき実力者と捉えているようだ。
デウロフェウはバルセロナ出身のアタッカーらしく高いテクニックを誇り、1対1の勝負にも強い。そのスピードと突破力はトップクラブでも十分に通用するはずだ。
敗れはしたものの、今節のエヴァートン戦でもデウロフェウは冷静にアダム・マジーナのゴールをアシスト。ワトフォードは19位と大苦戦しているが、その中で4得点5アシストとデウロフェウはまずまずの成績を残している。
同メディアは欠点として一貫性の欠如を挙げているが、それでも魅力的な才能の持ち主なのは間違いない。仮にワトフォードが降格した場合、デウロフェウに興味を示すクラブは出てくるはず。まずはワトフォードの残留を目指すのが先決だが、デウロフェウがよりレベルの高いクラブでプレイする姿も見てみたい。
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