差を分ける“守備力” レアル不動の攻撃型サイドバック脅かすライバル 

メンディとマルセロ photo/Getty Images

今季のレアルは失点数が少ないが……

29日に行われたスペイン国王杯・ベスト16のレアル・サラゴサ戦にフル出場し、レアル・マドリードでの通算出場試合数を500まで伸ばしたDFマルセロ。

不動の左サイドバックとして2007年のデビューから13年にわたってチームに貢献してきた実力者で、チームメイトのセルヒオ・ラモスやカリム・ベンゼマとともに銀河系軍団でポジションを守り続けてきたのだ。

しかし、今は新たなライバルが出てきている。昨夏にリヨンから加わったフェルランド・メンディだ。マルセロにとってライバルらしいライバルといえば過去に在籍していたファビオ・コエントランくらいのものだったが、今はメンディがマルセロの立場を脅かし始めている。
メンディについてスペイン『MARCA』が評価するのは、守備だ。マルセロは左サイドバックとして世界屈指の攻撃力を誇っているが、守備面ではやや不安があると指摘されてきた選手だ。

マルセロに比べるとメンディの方が守備が安定しているとの評価で、実際に今季のレアルは失点数が少ない。ここまでリーグ戦では最少の13失点に抑えており、これにメンディが貢献しているのは間違いない。

同メディアもメンディにマルセロほどの攻撃力はないことを認めているが、守備の部分では計算できるとの評価だ。安定感を求めるならばメンディが優先されることになるのだろう。マルセロも31歳を迎えているが、このポジション争いに勝利することはできるか。

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