パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表DFレイヴァン・クルザワは、今冬の移籍市場でチームを離れることとなるかもしれない。
現在27歳のクルザワはASモナコの下部組織出身で、2010年9月にトップチームデビュー。その後、なかなか出場機会を増やすことはできなかったが、2013-14シーズンにレギュラーに定着し、サイドバックながら同シーズンはリーグ戦28試合5ゴール3アシストを記録した。翌シーズンもチームの主力として活躍すると、2015年夏にPSGへ移籍。フランスの絶対王者ではたびたび怪我にも悩まされたり、ベンチを温めたりする機会も多く、加入4シーズン半で公式戦115試合(今季は15試合)の出場にとどまっていた。
こういった状況もあり、アーセナルなどいくつかのクラブがクルザワに興味を示し、今冬の移籍話が浮上。そんな中、仏『L `EQUIPE』など複数のメディアが先日、ユヴェントスのイタリア代表DFマッティア・デ・シリオとのトレードが間近に迫っていると報じていた。「PSGのトレーニング場にあるクルザワのロッカールームはすでに片付けられている」や、「両クラブで合意に至った」との報道もあった。
そして、26日に行われるリール戦の前日会見に出席したPSGのトーマス・トゥヘル監督も「このトレードに関してはすでに把握している。ただ、両クラブ間でまだ何も決まってはいないよ。移籍の交渉が続いているため、クルザワはリール戦に招集しなかった」とコメント。クルザワの移籍に関して容認する構えでいるようだ。
はたして、クルザワとデ・シリオのトレードは実現するのか。今後の動向にも注目だ。
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