アーセナルの18歳“左SB”が良かった 軒並み高評価で補強は必要なし!?

左サイドバックで奮闘するサカ photo/Getty Images

本来はウインガーのブカヨ・サカ

アーセナルはプレミアリーグ第23節のシェフィールド・ユナイテッド戦を1-1のドローで終えた。

トップ4への滑り込みを狙うアーセナルにとって、ホームで勝ち点を稼げなかったのは痛い結果だった。しかし、わずかな希望も見えている。この試合で左サイドを任されたガブリエウ・マルティネッリ、ブカヨ・サカの18歳コンビが躍動を見せたからだ。

得点を挙げたマルティネッリは当然として、注目すべきはこの試合でのサカのパフォーマンスだ。左サイドバックの代役として出場したサカは攻守に走り続け、マルティネッリの得点をアシストした後も攻撃の起点となる活躍を見せた。これまでも左SBとして何度か出場したサカだが、この日のパフォーマンスは出色だったと言える。
英『Daily Mirror』はサカのパフォーマンスにレーティング「9」を付け、「疲れ知らずの走り、素晴らしいクロス。そして、マルティネッリの先制点をアシストした。印象的」とレビューしている。また、『football.london』も高評価だ。「まったく物怖じしていなかった。ジョン・ランドストラムに体重を預け、スタジアム全体にエネルギーを与え、結果として自信を持った成長を見せてくれた。(中略)前半に攻守両面でジョージ・バルドックをシャットアウトした彼は、同じくらい強力に後半を開始した。1対1のデュエルに勝ち、思いのままにタッチラインを駆け抜けた」と評し、8点を与えている。

アーセナルは本職の左サイドバックであるキーラン・ティアニー、セアド・コラシナツの両名が離脱中。代役としてパリ・サンジェルマンDFレイバン・クルザワの獲得が取りざたされているが、サカがシェフィールド戦のようなパフォーマンスを見せてくれるなら、焦って補強する必要はないのかもしれない。

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