ジェノアでの一発屋だったのか。それともミランが才能を引き出せていないだけなのか。今季よりミランの9番を任されているFWクシシュトフ・ピョンテクの評価が分かれている。
ピョンテクは昨季前半戦にジェノアで爆発し、その活躍から2019年1月にミランが引き抜いた。ミランにとっては待望のゴールゲッターだったはずなのだが、昨季リーグ戦22得点を奪った勢いはどこへやら。今季は急ブレーキがかかり、ここまで4得点しか奪えていない。
そんなピョンテクには、現在トッテナム移籍案が噂されている。トッテナムはエースのハリー・ケインが負傷離脱しており、ピョンテクが代役候補に挙がっているのだ。
ミラン側にはピョンテク獲得の際に費やした3000万ポンドを回収したいとの思惑があるようだが、英『Football Fancast』は今のピョンテクにそれだけの価値はあるのかと疑問を投げかけている。
今季ピョンテクはリーグ戦で計48本のシュートを放ち、4得点に留まっている(『WhoScored』より)。つまり、1点奪うのに12本もシュートを打っていることになる。同メディアもこのデータを不安視しており、ケインの穴埋め役は務まらないのではと考えているのだ。
ジェノア時代のピョンテクを信じるのか、それともピョンテクは昨季限りの過大評価された一発屋FWだったのか。意見は分かれるところだが、トッテナムサポーターが手放しで喜ぶターゲットでないのは間違いない。
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