2019年のサッカー界で最も注目を浴びたCB。それは満場一致でリヴァプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクだろう。
193cmのサイズを誇りながらも、驚異的なスピードで対峙したアタッカーとのバトルを制してしまうファン・ダイク。パワー、スピード、読みの鋭さ。およそCBに求められる能力のほとんどを兼ね備えている彼は、まさに理想の選手と言えよう。その凄みはデータにも表れており、彼が2019年に許したドリブル突破はわずか4回のみと、驚きの数字を叩き出している。
そんなファン・ダイクには同じプレミアリーグを戦う他クラブのDFたちも尊敬の眼差しを向けているようだ。アーセナルに所属するギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスがこの“世界最高級DF”の2019年を次のように評している。
「ファン・ダイクが去年やってのけたことはどんなDFにだって困難なものだった。とても素晴らしかったし、彼にとっては良い1年になったね。アタッカー全員が彼らからどうやってゴールを奪うかについて頭を悩ませていたよ」
ソクラティスがこのように語ったことを英『Daily Mirror』が伝えている。この後、DFという役割について「最も難しいポジションの一つであることは間違いない」とも話した同選手。身をもってDFの厳しさを知っているからこそ、昨年のファン・ダイクの活躍には衝撃を受けたか。
同業者から思わぬ形で賛辞を受けたファン・ダイク。2019年は最高と言えたが、はたして2020年は彼にとってどのような1年となるか。
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