レヴァンドフスキ超えが2人も ブンデス前半戦のシュート成功率TOP5
RBライプツィヒのエースとして活躍中のヴェルナー photo/Getty Images
首位には意外な選手が
2019-2020シーズンのブンデスリーガ前半戦(第17節)が終了し、現在同リーグはウィンターブレイク中である。同リーグ7連覇中のバイエルン・ミュンヘンが序盤戦で思わぬ躓きを見せ、RBライプツィヒが首位、ボルシア・メンヘングラードバッハが2位で前半戦を終えるなど、例年以上に優勝争いが熾烈を極めている。
今回はスポーツデータサイト『Sofa Score』の統計をもとに、今季のブンデスリーガ全18クラブのフィールドプレイヤーの決定力をランキング化。各選手が放った全シュートのうち、何本が得点に結びついたかを“シュート成功率(%)”として算出した。
なお、今季のブンデスリーガ第17節終了時点で、25本以上のシュートを放った選手が本ランキングの対象となっている。得点ランキングとは異なる顔ぶれにご注目頂きたい。
マインツで2トップの一角や左サイドハーフを務めているクアイソン photo/Getty Images
5位:ロビン・クアイソン(26歳/マインツ)
シュート数:26本
ゴール数:7
シュート成功率:26.9%
2017年よりマインツに在籍し、スウェーデン代表にも定着しつつあるFWクアイソン。同クラブでは2トップの一角や左サイドハーフを務め、効果的なダイアゴナルランで攻撃を活性化させている。EURO2020でのメンバー入りや活躍にも期待したいところだ。
今季もドルトムントの攻撃を牽引しているロイス photo/Getty Images
4位:マルコ・ロイス(30歳/ドルトムント)
シュート数:32本
ゴール数:9
シュート成功率:28.1%
昨季よりドルトムントの主将を務めているロイスは、今季のブンデスリーガ得点ランキングでも4位タイにランクイン。相変わらず軽快なターンやトリッキーな足技で相手DFのプレスを無力化しており、チームの攻撃を司っている。怪我による長期離脱が減ってきているのはドルトムントにとって好材料と言えるだろう。
現時点でブンデスリーガ得点ランキングの首位に立っているレヴァンドフスキ photo/Getty Images
3位:ロベルト・レヴァンドフスキ(31歳/バイエルン・ミュンヘン)
シュート数:66本
ゴール数:19
シュート成功率:28.7%
今季のブンデスリーガ開幕から11試合連続ゴールと、前半戦で驚異的な得点力を見せつけたレヴァンドフスキ。昨年12月18日のフライブルク戦で同リーグでの通算得点が“221”に達し、元バイエルン指揮官のユップ・ハインケス氏が現役時代に残した同記録(220ゴール)を上回った。31歳となった今でも衰える様子が全く見られない同選手だが、今後どのような金字塔を打ちたてるのだろうか。
十八番の“裏抜け”で幾度となく相手ゴールを脅かしているヴェルナー photo/Getty Images
2位:ティモ・ヴェルナー(23歳/RBライプツィヒ)
シュート数:60本
ゴール数:18
シュート成功率:30.0%
今やRBライプツィヒのエースとして君臨し、ドイツ代表の常連でもあるヴェルナーは、今季のブンデスリーガでもゴールを量産。自慢の快足で幾度となく相手DFを置き去りにしており、右足から繰り出されるパワフルなシュートも健在だ。シーズン後半も好調を維持し、ライプツィヒの同リーグ初制覇の立役者となれるかに注目したいところだ。
デュッセルドルフのエースとして君臨しているヘニングス photo/Getty Images
1位:ロウヴェン・ヘニングス(32歳/F・デュッセルドルフ)
シュート数:29本
ゴール数:11
シュート成功率:37.9%
今季のブンデスリーガ17試合消化時点で16位と、2部リーグ降格の危機に瀕しているデュッセルドルフのなかで気を吐いているのが、ドイツ人FWのヘニングス。激しいボディコンタクトにも耐えうる強靭な肉体が売り物で、力強いドリブルでデュッセルドルフの攻撃を牽引している。ダイレクトシュートの精度が高いのも特長のひとつだ。
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