“第2”のサラー、ファン・ダイクへ 725万ポンドの南野拓実は化けるのか

リヴァプールに移籍した南野 photo/Getty Images

ヒットを続けるリヴァプールの補強戦略

ルイス・スアレス、フィリペ・コウチーニョのような大ヒットもあったが、以前のリヴァプールは補強下手だった印象が強い。FWアンディ・キャロル、マリオ・バロテッリ、MFスチュワート・ダウニングなど、的外れに終わってしまった補強も多い。

これが近年はガラリと変わった。高額な移籍金を支払ったDFフィルジル・ファン・ダイク、GKアリソン・ベッカーは大ヒットし、指揮官ユルゲン・クロップのスタイルに合う選手を的確に補強している。

となれば、先日リヴァプールへの移籍が決まった日本代表FW南野拓実にも期待がかかるのは当然だ。南野は契約解除金725万ポンドを支払って獲得を実現したが、金額的には間違いなくバーゲンだ。
英『TalkSport』は2016年にマイケル・エドワーズがスポーツディレクターに就任してから補強が機能していると評価しており、南野について「モハメド・サラー、ファン・ダイクと同じくらいのビッグヒットになるか?」と注目している。

サラーはローマから3430万ポンドで獲得した選手だが、プレミアリーグで2シーズン続けて得点王を獲得した。現代の感覚ならば3430万ポンドはバーゲンと言っていい。

南野がサラーほどブレイクするかは分からないが、複数ポジションをこなす前線のバックアッパー候補と考えれば725万ポンドはお得だ。南野の獲得にもしっかりとしたプランがあったはずで、1年後に特大のバーゲンだったと称賛される展開に期待したい。

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