“FKの魔術師”は永遠の都へと向かうのか ミラン10番の冬が慌ただしくなる

ミランで10番を背負うチャルハノール photo/Getty Images

本人はドイツ復帰希望を口にしていたが

世界でも指折りのフリーキッカーは冬に首都クラブへと向かうのか。ACミランに所属するトルコ代表FWハカン・チャルハノールに移籍の噂が浮上している。

現在25歳のチャルハノールは、ドイツ時代からFKの達人として名を馳せている選手。精度の高い右足から放たれる正確で強烈なシュートは絶品だ。位置によって助走の距離や角度を変え、様々な球質を操ることから現地では“FKの魔術師”と呼ばれることも。キャリアでは通算「22」もの直接FKを沈めている。

そんなチャルハノールに同じセリエAのASローマが関心を寄せていると伊『calciomercato』が伝えている。同メディアによると、ローマのジャンルカ・ペトラーキSDとミランのフレデリック・マッサーラSDはかねてよりチャルハノール移籍の話し合いを続けていたという。取引はトレード形式となる可能性が高いと見られ、ローマが提示する選手次第ではミランも彼の放出を容認する構えのようだ。
現時点で同メディアが予想しているローマ側が差し出す選手候補は3名。FWディエゴ・ペロッティとFWジェンギズ・ウンデル、MFアマドゥ・ディアワラだ。主力級のペロッティとウンデル、ここ数試合で存在感が増してきたディアワラ。いずれも放出となれば手痛いが、チャルハノール級の選手を獲得できるのであれば十分だろう。

はたして今冬、“FKの魔術師”は永遠の都に向かうこととなるのだろうか。先日、チャルハノール本人はバイエルン・ミュンヘンやドルトムントといったドイツの強豪行きを希望するコメントを残しているが、ひとまずはイタリア国内での移籍ということになるかもしれない。

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