メッシ、レヴァンドフスキより上 “現欧州No.1FW”候補の凄まじき決定率

レスターのバーディ photo/Getty Images

効率の良さなら誰にも負けず

ストライカーの優劣を決める際、基本は得点数で判断されることが多い。得点をより多く奪った方が優れたストライカーと判断されるのだ。

しかし、「決定率」で判断するならばどうだろうか。多くのシュートを打って大量点を奪っている選手と、限られたシュート数で得点を伸ばしている選手では評価も変わってくる。

今回英『BBC』は、「欧州五大リーグで最も効率の良いゴールスコアラーは誰だ」と題したランキングを作成している。ここには、バルセロナFWリオネル・メッシもバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキも入っていないのだ。
トップ3を見てみると、3位はバレンシアFWマキシ・ゴメス。放ったシュートのうち35.7%が得点となっている。2位はアラベスFWルーカス・ペレスで38.1%だ。

そして1位は、レスター・シティFWジェイミー・バーディだ。今季リーグ戦で16得点を奪っている快速ストライカーは、限られたチャンスを活かす名手でもある。ここまではシュートのうち39%がネットを揺らしており、得点数だけではなく効率の良さでもバーディは他のストライカーを凌駕する。

メッシ(30.8%)、レヴァンドフスキ(24.6%)でもバーディの数字には届かず、同メディアはバーディを欧州のベストストライカーではないかとプッシュしている。

ちなみにバーディは2シーズン前にも28.2%という高い決定率を残しており、とにかくゴール前での精度と勝負強さが際立つ。今季は得点王レースをリードする立場にもなっており、欧州最高との評価も間違いではないだろう。

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