ノイアー、デ・ヘアら超えのセーブ数 今季欧州主要リーグで躍動中のGKたち

数々のファインセーブでアーセナルを救っているレノ photo/Getty Images 

各リーグで最多セーブ数を叩き出しているのは

2019-2020シーズンの欧州主要リーグにおいても数多くのGKが活躍しているが、特に今季は中位や下位クラブに在籍中のGKの奮闘が光っている。そこで今回は今季のプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、ブンデスリーガの各リーグにおいて最多セーブ数を叩き出しているGKたちを紹介したい。なお、本文中のスタッツはスポーツデータサイト『Sofa Score』のものである。

ベルント・レノ(アーセナル/27歳)

 

総セーブ数:69回


今季プレミア出場試合数:16


かねてよりシュートストップに定評があるマンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘア(47回)や、マンチェスター・シティの守護神エデルソン(37回)を上回るセーブ数を今季のプレミアリーグで叩き出しているのは、昨季途中よりアーセナルの正GKを務めているベルント・レノ。相手アタッカーとの1対1の際に徐々に間合いを詰めてシュートコースを限定するプレイを得意としており、守備が崩壊気味のアーセナルを数々のファインセーブで救っている。

ウニオン・ベルリンに在籍中のギキエヴィッツ photo/Getty Images 

ラファル・ギキエヴィッツ(ウニオン・ベルリン/32歳)

総セーブ数:55回

今季ブンデス出場試合数:14

 
昨季末にシュツットガルトとの入れ替え戦を制し、クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を果たしたウニオン・ベルリンのゴールを守っているのは、ポーランド人GKのラファル・ギキエヴィッツ。今季のブンデスリーガでバイエルン・ミュンヘンの守護神マヌエル・ノイアー(38回)を上回るセーブ数を叩き出しているほか、パンチング数もリーグ2位(6回)と、ハイボールの処理も安定している。

パルマに在籍中のセペ photo/Getty Images 

ルイジ・セペ(パルマ/28歳)

総セーブ数:66回

今季セリエA出場試合数:15

 
2009年にナポリに加わり、以後ローン移籍という形でエンポリやフィオレンティーナなどを渡り歩いたセペは、昨夏よりパルマの正守護神として君臨。自陣ペナルティエリア外に飛び出すことがあまりなく、守備範囲が広いタイプのGKではないが、現イタリア代表の正守護神ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン/40回)を上回るセーブ数を今季のセリエAで記録するなど、シュートストップは安定している。ペナルティエリア外から放たれたシュートのセーブ数が現在リーグ2位(30回)と、相手の長距離砲に滅法強いのも特長だ。


昨季途中よりレバンテの正GKとして君臨しているアイトール photo/Getty Images 

アイトール(レバンテ/28歳)

総セーブ数:71回

今季リーガ出場試合数:16


今年2月のヘタフェ戦でリーガ・エスパニョーラデビューを果たしたアイトールは、今季もレバンテの正GKとして活躍。ペナルティエリア内で放たれたシュートのセーブ数(46回)、及びエリア外からのシュートのセーブ数(25回)の両方で今季のリーガ・エスパニョーラ最多の数値を叩き出している。今後も安定感溢れるセービングを披露し、レバンテを3季連続の1部リーグ残留へと導けるだろうか。




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