ジダン・マジック再び “強いレアル”の証となる巧みなローテーション術

安定感を増してきたレアル photo/Getty Images

第一次政権でも効果発揮したプランB

ここへきてレアル・マドリードの評価が急激に上がってきたが、単に結果が好転しただけではない。指揮官ジネディーヌ・ジダンの真骨頂が出てきているところが評価されているのだ。

それは、巧みなローテーションだ。リーグ戦、チャンピオンズリーグのダブルを狙うには、ローテーションで主力を休ませつつ結果を出していく必要がある。

調子が安定しない時はトライできなかったが、ここ最近のジダンは徐々にローテーションの手を強めている。スペイン『MARCA』も評価しているが、ジダンに選択肢が増えてきているのは間違いない。

26日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節パリ・サンジェルマン戦ではGKティボー・クルトワが先発したが、30日のアラベス戦ではアルフォンス・アレオラが担当。クルトワはベンチでお休みとなった。

さらに中盤ではパリ戦で先発したフェデリコ・バルベルデに代わってルカ・モドリッチが先発。何かとサポーターから批判を浴びているFWガレス・ベイルも先発起用しており、序盤戦でブレイクしたFWロドリゴ・ゴエスもウイング要員として控えている。

センターバックではアラベス戦でエデル・ミリトンが先発。当初はジダンから信頼されていないとも言われたが、ミリトンも能力の高い選手だ。ラファエル・ヴァランに刺激を与える存在となるはずで、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ミリトンの3枚で回していくイメージが完成しつつある。

ジダンは第一次政権時にプランAとBを巧みに使用し、2016-17シーズンにはリーグ戦とチャンピオンズリーグのダブルを達成した。徐々に現チームにもプランBなるものが出来てきており、本格的にローテーションが機能し始めると強い。

今後は7日にエスパニョール戦、11日にすでにグループ突破が決定しているチャンピオンズリーグのグループステージ第6節にてクラブ・ブルージュと対戦する予定となっている。ここでも間違いなくローテーションしてくるはずで、15日のバレンシア戦、そして18日のバルセロナ戦へ向けて主力のコンディションを調整してくるだろう。

徐々にジダンのペースが出来上がりつつあるのだろうか。過密日程の12月こそお得意のローテーションをヒットさせてほしいところだ。

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