“1億ユーロ超え”の価値はない ドイツ王者でもがく10番に厳しい意見

バイエルンのコウチーニョ photo/Getty Images

3得点5アシストでは不十分か

近年の市場では1億ユーロを超える移籍金が動くのも珍しいことではなくなってきたが、1億ユーロの価格に見合う働きを見せるのは非常に難しい。移籍金額ばかりが上がってしまい、あとになって1億ユーロの価値はなかったと批判されるケースも増えているのだ。

今回厳しい指摘を受けたのは、昨年1月にバルセロナへ1億6000万ユーロもの移籍金で移籍したMFフィリペ・コウチーニョだ。

期待は膨らんだが、コウチーニョはバルセロナで満足な結果を残せなかった。現在はバイエルンにレンタル移籍しており、今季はここまで17試合に出場して3得点5アシストを記録している。
そこまで悪い成績とは言えないが、1億ユーロ超えの移籍金に見合う働きかは微妙なところだろう。独『T-Online』によると、バイエルンOBディートマー・ハマン氏は1億ユーロの働きではないと厳しい評価を下している。

「現状なら、私なら完全移籍ではサインしないね。これまで彼は1億ユーロ以上に見合う働きは見せていないよ。現段階ではその半分の価値もないよ」

ニコ・コバチに代わって現在チームを指揮するハンジ・フリックはトーマス・ミュラーのことも高く評価しており、ミュラーも今季リーグ戦で8アシストを記録するなど結果を出している。コウチーニョのポジションも安泰とは言えないだろう。

移籍金額が全てではないが、1億ユーロ超えの移籍金に見合う価値と認められるには10得点10アシスト近くの成績はほしいところ。コウチーニョはここからペースを上げていけるか。

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