現在レアル・マドリードのサポーターを大いに興奮させているのが、豪華な「レンタル移籍組」の存在だ。近年は有望な若手を積極的に獲得し、経験を積ませるべくレンタル移籍に出している。来夏には数名の選手がトップチームの戦力になると考えられており、数年後の新生・銀河系軍団の姿をサポーターも想像していることだろう。
では、レアルのレンタル組はどれほど優れているのか。
先日サッカー関連調査機関『CIESフットボール・オブザーバトリー』がレンタル移籍している選手たちの中で最も市場価値が高い選手は誰なのかをランキング形式で紹介していたのだが、このランキングでTOP50にレアルからレンタル移籍している選手が7人も入っていた。これはこのランキングで最多の数字となる。
まず2位にMFダニ・セバージョス(→アーセナル 6570万ユーロ)、3位にMFマルティン・ウーデゴー(→レアル・ソシエダ 5730万ユーロ)の2人がランクイン。彼らの実力は世界的に評価されており、レアル復帰を待ち望んでいるサポーターも多いはず。
彼らに続くのは8位DFアクラフ・ハキミ(→ドルトムント 3900万ユーロ)、23位FWボルハ・マヨラル(→レバンテ 2260万ユーロ)、26位MFオスカル・ロドリゲス(→レガネス 2120万ユーロ)、31位DFセルヒオ・レギロン(→セビージャ 1890万ユーロ)。
そして33位に日本代表MF久保建英(1700万ユーロ)だ。先日のビジャレアル戦で豪快なミドルシュートを決めた18歳の久保は、レンタル先のマジョルカでほとんど毎試合のようにプレイタイムが与えられている。久保にもレアルのサポーターは大きな期待をかけているのだ。
このTOP50に入った選手のうち、何人がレアルのトップチームに定着できるかは分からない。サバイバルが激化するのはこれからだが、TOP50に7人も入っているとなればサポーターも期待せずにはいられない。
果たして久保はこの強烈サバイバルを勝ち抜けるのか。この7人には今後も注目していく必要がありそうだ。
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