10日に行われるリヴァプールVSマンチェスター・シティの一戦は、プレミアリーグの覇権を争う頂上決戦として注目を集める。ライバル対決として両チームの選手も燃えていることだろうが、マンCの選手たちが抱く思いは特別だ。
その思いが生まれたのは、昨年4月のチャンピオンズリーグ・ベスト8での激突だ。まず最初にリヴァプールの本拠地アンフィールドで1stレグが行われたのだが、この時リヴァプールのサポーターがマンCのバスを襲撃する事件が起きた。マンCのバスに物が投げられる事態となり、リヴァプールサポーターの歓迎は悪質なものとなってしまった。
英『Daily Mail』によると、当時チームのリーダーだったDFヴァンサン・コンパニは、この一件からリヴァプールに対しての姿勢が変わったと振り返っている。
「あの一件で変わった。ライバル関係は激しくなり、彼らは僕たちが倒したいNo.1のチームになった。リヴァプール戦へ向けたシティサポーターのムードも変わった。常に難しい戦いだが、今ではよりテンションが高い」
ちなみに昨年4月の激突ではリヴァプールがアンフィールドでの1stレグを3-0で制している。マンCはベスト8で姿を消すことになり、フラストレーションは相当なものがあったはずだ。
今回の戦いの舞台もアンフィールドだ。実力が拮抗しているのはもちろんだが、そんな単純なライバル関係ではないということなのだろう。今回も激しいバトルが繰り広げられるはずで、相当にテンションが高いゲームとなる。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/