リヴァプールは今季リーグ戦で未だ無敗と快調に飛ばしているが、少々気になるのが失点数だ。2日のアストン・ヴィラ戦も相手に先制を許し、後半に2点を奪っての逆転勝利だった。その前のトッテナム戦も同じような展開となっており、自慢の堅守にヒビが入っている。
この現状に守護神アリソン・ベッカーもイライラしている。アリソンは今季怪我で離脱している期間があり、未だクリーンシートを達成できていない。チャンピオンズリーグでもリヴァプールは3試合全てで失点しており、ザルツブルク戦に至っては4-3の打ち合いとなってしまった。
英『Daily Mail』によると、アリソンも相手のスーパーゴールで得点が決まるケースは仕方がないと考えている。しかし不用意な形から失点するのはGKとして許せないようで、怒りの感情が湧いてくることを明かしている。
「いつだって愚かな形での失点はイライラするものだよ。同時にチームメイトもイライラしているよ。なぜなら僕たちはゲームにクリーンシートで勝つという共通目的を持ってピッチに立っているのだから。クリーンシートを達成すれば勝利に近づく。最低でも引き分けだ」
「相手がクオリティのある得点を決めたなら、出来ることは少ない。受け入れないといけないし、それもゲームの一部だ。だが、集中力の部分はもっと上手くやれると考えている。例えばヘンク戦では88分に失点したが、あれには僕もチームメイトもイライラさせられたよ」
勝てば全てOKというわけではなく、クリーンシートを維持しての勝利が最も美しい。GKは誰もがそう考えるはずで、失点が続いている現状にアリソンは満足していないようだ。
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