入籍&妊娠の元なでしこ岩清水 “ママさんプレーヤー”として抱く夢と決意

長きにわたり女子サッカー界を牽引する岩清水 photo/Getty Images

この選択を成功させるかさせないかは自分次第

日テレ・ベレーザは14日、同クラブに所属する元日本女子代表DF岩清水梓が入籍したことを発表した。さらに、岩清水は現在妊娠しており、別メニューで調整しているという。

現在32歳の岩清水は、これまで日テレ・ベレーザ一筋でプレイし、長きにわたり日本の女子サッカー界を牽引してきた偉大な選手の一人だ。2006年2月に日本女子代表デビューを飾ると、なでしこジャパンの守備の要としてオリンピックやW杯など数々の国際大会に出場し、通算122キャップを記録している。そして、2011年女子W杯ドイツ大会の優勝や2012年ロンドン・オリンピックの銀メダルなど、多くのタイトルをチームにもたらした。

そんな岩清水はクラブの公式サイトを通じて「選手としては引退も一度は考えましたが、今は選手としての産休に入らせていただき、来シーズンの現役復帰を目指します」と現役続行を表明した上で「男子選手にとっては当たり前の光景である我が子を抱えながらの選手入場、これが今のわたしの夢です。そしていずれは我が子の手を引いて引退するという光景を思い浮かべながら今はゆったり過ごしたいと思います」と告白していた。
そして同日に自身のブログも更新し、改めて入籍と妊娠を報告するとともに「今回のこの選択を、成功させるかさせないかは自分次第だと思います。我が子を抱えて選手入場の夢を果たすため、茨の道になるかもしれませんが、旦那さんと二人三脚で、時に両親に支えてもらいながら、強い信念を持ち、ママさんプレーヤーとして返り咲いて見せます!!」といった決意も明かしている。是非とも将来は我が子の前で、カッコイイ姿を見せてもらいたいものだ。

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