「ノース・ロンドンは赤!」と自身のTwitterでツイートしたのは、現在バイエルンでプレイするドイツ代表FWセルジュ・ニャブリだ。
ニャブリは1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のトッテナム戦に先発し、1人で4得点を挙げる驚異的な活躍を披露。チームの7-2大勝に大きく貢献した。ニャブリといえばアーセナルに在籍していた経験を持つ選手で、アーセナルとトッテナムのライバル関係はよく理解している。バイエルンのユニフォームカラーも赤色だが、アーセナルのことを知るニャブリがノース・ロンドンは赤とコメントするのは特別だ。アーセナルサポーターもニャブリを放出した後悔が半分、トッテナムを沈めてくれた嬉しさ半分といったところだろう。
英『The Sun』はアーセナルサポーターの声を紹介しているが、やはりニャブリ放出を悔やむ意見は目立つ。トッテナム相手に活躍してくれたのは嬉しいだろうが、バイエルンの選手として活躍する姿を見るのは少し複雑だ。ニャブリは2016年にアーセナルからドイツのブレーメンへ完全移籍し、その1年後にバイエルンへ。ホッフェンハイムへのレンタル移籍を挟み、今ではバイエルンの主力プレイヤーとなった。この3年間の成長は凄まじく、アーセナルサポーターが後悔しないはずはない。
「ニャブリを手放したヴェンゲルを許すことができない……」
「アーセナルは以前ニャブリを抱えていたのに、今ではニコラ・ペペ。大きなステップダウンだ」
「ニャブリは素晴らしいプレイをしているのに、ペペはナンセンスだ」
今夏にリールから獲得したFWニコラ・ペペがまだ本領を発揮していないこともあり、ニャブリと比較してしまうサポーターも多い様子。ペペの獲得には7200万ポンドもの移籍金を投じているだけに、コスト的にはニャブリ以上の働きを見せてほしいところ。今後もニャブリが活躍するたびにペペとの比較論が白熱することになりそうだ。
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