サッリ・ユーヴェに“DHC”は誕生するのか 指揮官の考えは……

今季からユヴェントスの指揮を託されたサッリ監督 photo/Getty Images

“DHC”は「現時点では時期尚早」

ユヴェントスは1日、チャンピオンズリーグのグループD第2節でレヴァークーゼンと対戦し、3-0の快勝を収めた。試合後、チームの指揮官を務めるマウリツィオ・サッリ監督が、この日の采配などについて振り返っている。

今季開幕当初に用いていた[4-3-3]ではなく、サッリ監督はここ数試合と同様にレヴァークーゼン戦でも[4-3-1-2]を採用した。ただ、トップ下の位置にはアーロン・ラムジーではなく、フェデリコ・ベルナルデスキを抜擢。すると、今季初スタメンを飾ったベルナルデスキは、61分に勝利を手繰り寄せる貴重な2点目のゴールを決め、指揮官の期待に応えてみせたのだ。サッリ監督はベルナルデスキのスタメン起用について、伊『sky sport』のインタビューで次のように説明している。

「私はここ数日間のベルナルデスキのトレーニングへの姿勢を気に入っていた。アーロン・ラムジーにも休息が必要だったしね。彼の試合運びが我々を助けることもわかっていたよ」

本来はドリブルを得意とする攻撃的な選手だが、献身的なプレイも多く、マッシミリアーノ・アッレグリ前監督にサイドバックとしての才能を見出されたフアン・クアドラード。負傷者の続出などにより、サッリ監督のもとでもここ数試合は右サイドバックを任されている。レヴァークーゼン戦でも攻守にわたって貢献しており、サッリ監督も同選手を絶賛した。

「クアドラードは右サイドバックとして成長しており、みんなに恩恵をもたらしてくれた。彼は正しい方法で守備と攻撃の両方を行うことができている。我々のバランスを崩すこともない。彼がこのポジションでプレイする上で、改善すべき唯一の点といえば1対1の場面かな。安易にスライディングをしたり、不要なタックルでカードをもらったりしているからね。ただ、アンドレア・バルザーリと一緒に取り組んでいるし、それも改善すると確信しているよ」

さらに、ユヴェントスファンなら一度は見てみたいと思ったことがあるであろうパウロ・ディバラ、ゴンサロ・イグアイン、クリスティアーノ・ロナウドの同時起用。この“DHC”をレヴァークーゼン戦で起用するのではないかといった噂もあったが、実現することはなかった。

「私がバーで座っているのであれば、私もそれを非常に良いアイディアと思ったかもしれないがね。私が座っているのはベンチだ。チームのバランスを考慮しなければならない。将来的にチームが大きなバランスを見つけることができれば、これを試すこともできるかもしれない。ただ、現時点では時期尚早だろう」

サッリ・ユーヴェはまだまだ試行錯誤の段階なのかもしれない。イタリア屈指の戦術家はシーズンを通して、ユヴェントスに最も合うスタイルを見つけることができるのか。

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