重要な首位攻防戦で得点を決め、スタンドにいたガールフレンドと熱いキスを交わす。サッカー選手にとって夢のようなシチュエーションだが、25日のブルガリア国内リーグで何とも恥ずかしい事態が起きてしまった。
25日に行われたルドゴレツVSスラヴィア・ソフィアの一戦は、ブルガリア国内リーグの覇権を争う名門同士のビッグマッチだ。まだ開幕から間もないが、試合前の時点でスラヴィア・ソフィアが勝ち点15で首位、ルドゴレツが勝ち点14で2位につけていた。
そして迎えた首位攻防戦。0-0の状況でルドゴレツのFWヴァンデルソンが右サイドからのクロスに飛び込んでゴールネットを揺らしたのだ。2014年からルドゴレツでプレイするヴァンデルソンは、ネットが揺れるのを確認すると真っ先にスタンドへ。ガールフレンドを見つけると、熱いキスを交わしたのだ。
ところが、このゴールはオフサイドで認められなかった。ヴァンデルソンとガールフレンドがキスを続ける中、スラヴィア・ソフィアのフリーキックでゲームは再開。ヴァンデルソンがキスを終えて振り返ると、すでにプレイがリスタートしていてビックリ!な展開となったのだ。
米『ESPN』がこのシーンを取り上げているが、何とも恥ずかしいセレブレーションになってしまった。しかもSNS上ではオフサイドがあったのか際どいとの声も挙がっており、ヴァンデルソンにとってはショッキングな結果となってしまった。
試合はスコアレスドローで終了し、依然として首位はスラヴィア・ソフィアのままだ。セレブレーションは確実にゴールと判定されてからするように。そんな教訓のようなプレイとなってしまった。
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