2017-18、2018-19シーズンと、ブンデスリーガではバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキが2シーズン続けて得点王を獲得している。今季も相変わらず得点ペースは快調で、開幕から2試合で5得点。ここまでバイエルンの全得点を挙げており、今季も得点王候補No.1だ。
ただ、今季は少し過去2シーズンと異なる空気感がある。レヴァンドフスキを追いかける強力なライバルがいるのだ。昨季も途中出場からゴールを量産したことからスーパーサブと恐れられていたドルトムントFWパコ・アルカセルだ。
今季のアルカセルは開幕から2試合連続でフル出場を記録し、3得点を挙げている。アルカセルが先発出場を続ければレヴァンドフスキと得点王のタイトルを争えるのではないかと言われていたが、今季はその期待通りの展開となる可能性が出てきている。
レヴァンドフスキを苦しめた選手と言えば、2016-17シーズンに31得点を挙げて得点王のタイトルをかっさらった現アーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤンだ。当時はオバメヤンもドルトムントの選手で、レヴァンドフスキとデッドヒートを繰り広げた。今ドルトムントはオバメヤンに続くレヴァンドフスキのライバル候補を送り込んできたというわけだ。
ブンデスリーガ公式もアルカセルがフィットしているため、歴史に残る超ハイレベルな得点王争いが実現するのではないかと期待をかけている。バイエルンとドルトムントによる優勝争いも楽しみではあるものの、レヴァンドフスキとアルカセルのストライカー対決も見逃せない。
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