プレミアリーグ第3節でアーセナルに3-1で勝利し、無傷の開幕3連勝を飾ったリヴァプール。今夏積極補強にこそ動かなかった同クラブだが、MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンなど昨季シーズンの大半を怪我で棒に振った選手が戦列に復帰し充実した陣容が整っている。選手間の競争も激しく、レギュラークラスの選手が出場機会を求めてポジション争いを繰り広げている状況だ。
そんな中、クラブOBであるジェイミー・キャラガー氏がこのポジション争いについて言及している。同氏は現在リヴァプールには7~8人の絶対的なレギュラーがいるとし、それ以外のポジションでプレイする選手はたとえ現在スタメンで出場しているからといってポジションが確約されているわけではないと次のように語った。
「リヴァプールには7~8人絶対的なスタメンの選手がいる。そして、その他に競争にさらされているポジションが3~4つあるんだ。センターバックと、たぶんファビーニョの両脇のポジションだね。今のところ、ジョーダン・ヘンダーソンやジョルジニオ・ワイナルドゥムがファーストチョイスになっているけど、私は彼らが完全にポジションをつかんでいるとは思わない。(アレックス・)オックスレイド・チェンバレンや(ジェイムズ・)ミルナーがいるからね」
キャラガー氏がこのように語ったことを英『Daily Mirror』が伝えている。チームの主将を務めるMFジョーダン・ヘンダーソンでさえポジションを失う可能性があると同氏は考えているようだ。続けて、DFフィルジル・ファン・ダイクの相方となるもう1人のセンターバックについても言及。同氏はこのポジションにおいて、昨季その評価を高めたDFジョエル・マティプが一歩リードしている状況だと考えている。
「ファラ(マティプの愛称)が語られることはあまりない。でもそれは普通のことだ。彼の隣にはスーパースターがいるからね。しかし昨季、彼のパフォーマンスは素晴らしかった。彼がピッチに入ったことでリヴァプールには変化が生じたと思うよ。ジョー・ゴメスはセンターバックや右サイドバックでプレイできるけど、現時点ではマティプの方が堅実かな。今は彼の方がファーストチョイスのはずだ」
充実の戦力を擁するリヴァプール。はたして、各ポジションで今季最も多くの出場機会を得る選手は誰なのか。ユルゲン・クロップ監督は良い意味で頭を悩ませることとなりそうだ。
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