移籍市場閉幕を目前にしてDFローラン・コシェルニーが退団したアーセナル。事前にある程度予測できていたとはいえ、チームを束ねるキャプテンを失ったことが痛手なのは間違いない。ニューカッスルと対戦した開幕戦ではMFグラニト・ジャカが腕章を託されたが、人選は何試合か様子を見てから最終判断を下すべきだろう。
そんな中、クラブOBのナイジェル・ウィンターバーン氏がこの問題について言及している。同氏はコシェルニーと入れ替わる形でチェルシーから加入したDFダビド・ルイスにキャプテンを任せるべきと次のように語った。
「今季、エメリはダビド・ルイスをキャプテンにすべきだ。彼はアーセナルの最終ラインでトニー・アダムスのようにプレイできる能力を備えている。新加入選手ということはわかっているけど、私はまったく心配していない。キャプテンは発言力のある人間が務めるべきだ」
ウィンターバーン氏がこのように語ったことを英『Daily Mirror』が伝えている。加えて、同氏はコシェルニーを中心とした何名かで交代しながらキャプテンを務める昨季のようなローテーション制も廃止すべきと主張した。
「多くのファンと同じく、私はこのローテーション制が好きではない。もちろん、すべての選手がキャプテンたりえる能力は備えるべきだね。でも、名目上の役割というのは重要だよ」
チェルシーやブラジル代表でもキャプテンを務めた経験のあるダビド・ルイス。はたして、新天地で彼が再び腕章を巻くことはあるのだろうか。エメリ監督の今後の判断に注目だ。
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