開幕戦大敗のチェルシー、D・ルイス移籍が痛手に 生じた問題とは 

マンU戦ではズマとクリステンセン(写真奥)がCBを務めたが、パスの精度に課題を残した photo/Getty Images

パスワークがままならず

2019-2020シーズンのプレミアリーグ第1節が現地時間11日に行われ、チェルシーがマンチェスター・ユナイテッドに0-4で敗れた。

試合序盤からボールを支配し、最終ラインから丁寧にパスを繋ごうとしたチェルシーだが、しだいにクルト・ズマとアンドレアス・クリステンセンの両センターバックがマンチェスター・ユナイテッド陣営のハイプレスに手を焼くようになり、パス出しに苦慮。最終ラインからの正確なパスで昨季までチェルシーの攻撃に貢献し、今夏にアーセナルへ移籍したDFダビド・ルイス不在の影響を感じさせる展開となった。

自陣後方からのパスワークがままならない時間帯が長かったチェルシーの苦戦ぶりは、同試合のスタッツにも表れている。スポーツデータサイト『Sofa Score』によると、この試合でズマは4本、クリステンセンは3本のロングパスを放っているが、ふたりとも成功したのは1本のみ。昨季のプレミアリーグでダビド・ルイスが1試合平均6.03本のロングパスを成功させていることを踏まえると、足下の技術、及びいち早くパスコースを見つける力という観点ではズマとクリステンセンが見劣りしていると言える。マンU戦ではこの両センターバックが中・長距離のパスで相手のハイプレスをいなし、フリーとなった前線の選手にボールを届けるという作業がなかなか出来ず。むやみに近場のサイドバックやGKにショートパスを送っては相手のプレスに晒される、もしくは横パス一辺倒で攻撃のスピードが上がらない場面が何度か見受けられた。注目の開幕戦でセンターバックの配球力の低さが浮き彫りとなったチェルシーだが、今季より同クラブを率いるフランク・ランパード監督は今後もポゼッションサッカーを貫くのだろうか。新生チェルシーの再起に期待したいところだ。


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