ジョーダン・ヘンダーソン、ナビ・ケイタ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムなどリヴァプールには実力あるMFが揃っており、昨季あたりからは中盤のポジション争いも激しくなってきている。
いずれも指揮官ユルゲン・クロップ好みのファイトできるMFだが、英『Squawka』はその中でも昨夏モナコからやってきたファビーニョが最も重要な存在ではないかと伝えている。
昨季は前半戦こそポジションを確保できずに苦しんだが、徐々にアンカーとして存在感を発揮。緊急時にはセンターバックも担当する対応力も見せ、チャンピオンズリーグ制覇へのキーマンの1人となった。
その重要性は今季も変わっていない。先日のノリッジ・シティとのリーグ開幕節では、両チーム通じて最も多い7回のタックルを記録。最終ラインを統率するフィルジル・ファン・ダイクの存在も重要だが、その前でボールを確実に狩ってくれるファビーニョの存在も欠かせない。昨季前半戦に大苦戦していた選手が、今や中盤の最重要プレイヤーにプッシュされると予想していたサポーターはあまり多くなかったかもしれない。
「昨季のチャンピオンズリーグ制覇は非常に良かったけど、あれはもう過去のこと。僕たちは別の目標を持っている野心的なチームなんだ。プレミアを制するには野心的でないといけないし、ほとんどパーフェクトにこなさないと。昨季シティは勝ち点98で頂点に立っていて、僕たちはライバルが非常に強いことを理解している。難しいけど、準備はできているよ」
いつの間にか頼れる中盤のリーダーとなったファビーニョは、今季の戦いについてこのようにコメントしている。リヴァプールとしては昨季と同じく失点数を少なく抑えてマンCについていきたいところで、そのためには中盤で最も重要とも称賛されるファビーニョの働きが欠かせない。
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