今夏に積極的な補強へ動いたトッテナムは、10日にプレミアリーグ開幕節でアストン・ビラと対戦。昇格組の相手を圧倒したいところだったが、試合は先制を許す苦しいものとなった。
それを救ったのは、今夏の目玉補強だったMFタンギー・エンドンベレだ。リヨンからやってきたパワフルMFは、73分に豪快かつコースを突いたミドルシュートで貴重な同点弾を記録。このゴールでチームは勢いに乗り、その後ハリー・ケインの2得点で3-1の勝利を収めることになった。
エンドンベレにとっては理想的なプレミア初陣となったわけだが、指揮官マウリシオ・ポチェッティーノはまだまだ満足していない。英『Daily Mail』によると、ポチェッティーノはエンドンベレがポテンシャルのうち30〜40%ほどを見せただけだと語り、さらに成長できると自信を見せている。中でも得点力の部分はもっと上げていけると考えているようで、それがエンドンベレのNEXTステップといったところか。
「全体的にファンタスティックなパフォーマンスだったが、私はまだ伸びる余地があると思っている。彼はポテンシャルの30〜40%を見せただけだ。彼はアメイジングなポテンシャルを秘めている。得点力は取り組む必要がある部分の1つだね。リヨンでは多くのゴールを決めていなかったし、今季伸ばすエリアの1つだ」
まだ1試合だけだが、エンドンベレは得点を奪うことに成功した。ミドルシュートを1つの代名詞とできるようになれば、さらにハイレベルなMFと評価されるようになるだろう。
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