現地時間8日にチェルシーからアーセナルへの移籍が発表されたDFダビド・ルイス。長年チームを支えたベテランのライバルクラブ移籍は、多くのサッカーファンに衝撃を与えたことだろう。正式決定前には練習欠席も報じられ、現地ではフランク・ランパード監督との不仲説など様々な憶測が飛び交った。
しかし、D・ルイスとランパード監督の間にそのような溝はなかったようだ。英『The Guardian』によると、プレミアリーグ開幕戦前の会見に登場したランパード監督がこの移籍劇について口を開いている。同監督はD・ルイスとの関係に問題はなかったと主張し、練習不参加も自分の判断だったと次のように語った。
「確実に言えるのはストライキなどなかったということだ。これだけはハッキリとさせておきたい。僕らの間に仲違いなどなかった。そこにあったのは正直な会話だ。私は彼をひとりの選手としてとてもリスペクトしていた。ダビドが練習に参加しなかったのは私の判断だった。開幕戦にむけてのものだったんだよ。今はとりあえず、このチームでの試合に集中するつもりだ」
開幕を目前に控える中でチームに激震が走ったチェルシー。はたして、百戦錬磨のベテランを失った最終ラインは機能するのだろうか。ランパード監督は動揺していないようだが、早めに最適解を見つけ出したいところだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/