移籍期限最終日にチェルシーからDFダビド・ルイス、セルティックからDFキーラン・ティアニーを獲得したアーセナル。他にも今夏FW二コラ・ペペやMFダニ・セバージョスをチームに加えている。予算が少ないと言われる中、ここまで積極的な動きを見せた彼らにはファンも驚いたことだろう。
しかし、これもうまくやりくりした結果。新加入選手ばかりが注目されるアーセナルだが、放出にも抜け目はなかった。MFアレックス・イウォビをエヴァートンに3500万ポンドで売却しているのだ。前線で余剰戦力となっていた選手を高額で放出したこの取引には、各方面から称賛の声が上がっている。
しかし、アーセナルの放出劇はまだ続くようだ。イングランドの移籍ウインドウこそ閉じたが、他の欧州リーグはまだマーケットが開いている。ウナイ・エメリ監督はまだ選手の売却はあると次のように述べた。
「我々は最後の一瞬で選手を交代させた。ローラン・コシェルニーとかね。彼は少し前にチームを去った。そして、何人かの選手が来てくれたね。イングランドの移籍市場は終了したけど、まだ他の国は開いている状態だ。今後も何人かの選手が退団することになると思うよ」
指揮官がこのように語ったことを英『The Telegraph』が伝えている。アーセナルが売却オペレーションを継続するのであれば、最も退団する可能性が高いのはDFシュコドラン・ムスタフィか。昨季凡ミスを何度か犯した彼は、ことあるごとに各方面から批判を浴びた。もはやファンの信頼を完全に失っていると言っても過言ではないだけに、放出は避けられないだろう。
はたして、アーセナルの人員整理はうまく進むのだろうか。できるだけ余剰戦力は残したくないところだが。
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