どうしてマンUへ移籍したの? ファン・ペルシーが語る7年前の電撃移籍

マンUで活躍したファン・ペルシー photo/Getty Images

20番を選んだ理由も語る

昨季限りで18年間の現役生活に別れを告げた元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー。彼がキャリアで人々に最も衝撃を与えた瞬間はいつか。様々なビューティフルゴールを決めた彼だが、ピッチ外での出来事を挙げる人も多いのではないだろうか。2012年の電撃移籍だ。

絶対的エース、キャプテンとしてアーセナルを牽引していたファン・ペルシーは、国内のライバルクラブであるマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。この時期のことを本人が英『BT Sport』に語っている。当時、彼のもとにはマンU以外にもライバルクラブからオファーが届いていたという。オランダのレジェンドはこれについて、次のように語った。

「マンCとマンU、2つの候補から移籍先を決めたんだ。でも、ファーガソンといる方が心地よく感じるだろうと思ったんだ。ファーディナンドやビディッチ、スコールズ、ギグス、キャリックなんかもね。これはビッグチャレンジだった。移籍したらみんなを幸せにはできないと気付いたけど、挑戦したよ。移籍を選択したことを誇りに思っている」
どうやら、マンUへ移籍する意思は固かったようだ。そして、ファン・ペルシーは新天地でなぜ背番号「20」を選んだのかについても言及。次のように理由を述べている。

「ベルバトフは最終的に移籍したけど、当時はまだチームに在籍していて9番を背負っていた。ファーガソンは『ベルバトフの移籍を待つか、20番を着るかどちらにする?』と訊いてきた。そしたら(当時コーチの)レネ・ミューレンスティーンは20番を勧めてきたんだ。私は『そうだね。キリのいい数字だ』って納得したよ。そしたら『違うよ! 我々は20回目のリーグ優勝を成し遂げるためにここにいるんだろ』って言われてしまってね。迷わず『そうだね』って返答したんだ」

最終的にその背番号に込められたミッションを移籍初年度から達成したファン・ペルシー。これからも彼の活躍はオールド・トラッフォードのファンに語り継がれていくことだろう。

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