インテルの新エースになれるか 勝負の2年目に挑む“10番”の意気込み

インテルの背番号「10」を身につけるL・マルティネス photo/Getty Images

「ハードワーク」で飛躍のシーズンに

インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが、新シーズンへの意気込みを明かしている。

現在21歳のL・マルティネスは、昨夏の移籍市場でインテルへ移籍。名門クラブの背番号「10」を身につけるも、母国の先輩であるマウロ・イカルディがチームの絶対的ストライカーとして君臨していたため、昨季序盤戦は途中出場の機会が多く、なかなか思うような出場時間を得られなかった。しかし、そんなイカルディが主将剥奪や契約延長問題、負傷などの影響により欠場が続いた後半戦は、エースの代役として見事チームの攻撃を支えてみせた。そして最終的に、インテルにチャンピオンズリーグ出場権をもたらしている

イカルディの今夏退団が有力視され、その後釜としてロメロ・ルカクやエディン・ジェコといった有能なストライカーたちの名前が獲得候補に上がっているが、なかなか実現できていないインテル。こういった現在状況に加えて、L・マルティネスが先のコパ・アメリカで結果を残したこともあり、“10番”の新シーズンの活躍に大きな期待を寄せるファンも少なくないのではないだろうか。
そんなL・マルティネスが7月31日、コパアメリカ参加の影響で一足遅れてチームに合流。その際に公式チャンネル『Inter TV』のインタビューに応じると、「ここに戻ってくることができて幸せだ。オフの期間はほとんど休養に使ったよ。可能な限りベストな方法でシーズンに入れるよう準備を進めていきたい」と語った。

そして「コパ・アメリカは素晴らしい経験になったよ。個人的にもいいプレイができたと思う。ただ今はもう、インテルのために全てを捧げることに焦点を当てているんだ。僕らが重要な目標を達成できることを願っているよ」とも話している。

さらに、インテルの新指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督や同指揮官の厳しいトレーニングについて聞かれると「大きな目標を達成するためには、ハードなトレーニングが必要。ベストを与えるための準備は大事だし、これはとても重要なことだ。今日、コンテと話す機会があったんだ。これまですでに、電話では4、5回くらい話はしていたんだけどね。彼はハードワークにたくさんの焦点を当てている監督だね」とコメント。指揮官から「ハードワーク」を求められているようだ。はたして、勝負の2年目に突入したL・マルティネスは新生インテルで定位置を確保し、ファンの期待に応えることができるのか。

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