マンUの22歳が強気すぎる 「僕はプレミアのGKとして十分さ」

マンUの新守護神候補として期待されるヘンダーソン photo/Getty Images

来季プレミア初挑戦のホープ

現在、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアにはパリ・サンジェルマン移籍の噂が浮上している。現行契約が2020年で満了を迎える彼はクラブからの再三の契約延長オファーを拒否しており、今夏の退団は濃厚と言える状況だ。

デ・ヘア退団となれば、セルヒオ・ロメロが正守護神に昇格することも視野に入る。デ・ヘアの影に隠れていたが、この32歳の実力はマンUのゴールマウスを守らせるに値するだろう。しかしもう1人、マンUの新守護神候補として期待されている男がいる。2018-19シーズン、シェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍していたディーン・ヘンダーソンだ。

ヘンダーソンは今季、チャンピオンシップ(英2部)からプレミアへの昇格を決めたチームの正守護神として46試合に出場し、クリーンシートを21回達成。安定したシュートストップに定評がある上、22歳とまだ若い。デ・ヘアの長期的な後継者としてはうってつけの人材と言えるだろう。そんなヘンダーソンが「来季プレミアのGKになることをどう思うか」という問いに対して次のように答えたことを英『The Sun』が伝えている。
「信じられないことだよ。それは子供の頃から願っていた夢だった。プレミアリーグはいつもテレビで見ていたんだ。来季はその舞台でプレイできるなんて、待ちきれないよ。所属がマンUだろうとシェフィールドだろうと関係なく、僕はプレミアのGKとして十分さ。そのチャンスに値するね。でも僕はマンUでプレイすべきだと自分で思っている。僕は十分優秀だし、たくさんチームを助けることができるだろう。もし、(マンUに)戻れなくてもシェフィールドでプレイできると確信している。そしてその場所で、僕がマンUに必要な存在だと証明してみせるさ」

なんとも強気な発言だ。どうやら、22歳の若者は1年間の武者修行で相当な自信をつけたようだ。とはいえ、彼にとってプレミアは未経験の舞台。シュートの質が格段に上がるだけに、来季は真価を問われる勝負のシーズンとなるだろう。

はたして、ヘンダーソンはプレミアで輝くことができるのか。その自信が慢心に変わらなければいいのだが……。

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