コパ・アメリカ初戦を落とす
「デジャブ」との一言でアルゼンチン代表を表現したのは、米『ESPN』だ。リオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表は16日にコパ・アメリカ2019グループステージ第1節でコロンビア代表と対戦し、0-2で敗れてしまった。
コロンビアも南米を代表する強豪ではあるものの、あっさりと初戦を落としてしまったのは痛い。メッシに代表のタイトルをと意気込んでいた中での敗戦となり、ロシアワールドカップに続いて苦いスタートとなってしまった。
同メディアはメッシが代表戦で苦戦する姿に、ワールドカップの記憶を重ねている。ロシアワールドカップでは何とか決勝トーナメントに進んだものの、4試合とも内容は良くなかった。メッシがいるのになぜ勝てないのかとの失望感が広がるパターンもこれまで通りだ。
「メッシが得点を決めない時、アルゼンチンは負け、彼が批判を浴びる。一方でロナウドは得点を決めなくてもチームメイトが仕事をし、彼は称賛される」
「メッシは平均的なチームの中でのワールドクラスプレイヤーだ」
「最終ラインが酷い」
「アルゼンチンは優れた選手を抱えているのに、チームのコンセプトがない」
サッカーファンからはこうした意見が出ている。メッシをどう活かすのかがアルゼンチン代表における長年のテーマなのだが、今回のコパ・アメリカでも上手くいかないのか。早くもアルゼンチンは崖っぷちだ。