「新しいことにトライしたい」
2013年よりトッテナムに在籍しているMFクリスティアン・エリクセン。持ち前の正確なパスで同クラブの攻撃を支えてきた同選手だが、レアル・マドリードへ移籍することで先方と個人合意に至ったと先月1日にスペイン紙『as』で伝えられた。
去就について様々な憶測が飛び交うなか、同選手が現在の心境を吐露。移籍を視野に入れていることを公言した。英『Sky Sports』が伝えている。
「自分のキャリアにおいて、新たな挑戦を始めるタイミングに突入したと感じている。このクラブで経験したことを誇りに思っているし、ネガティブな感情はないよ。だけど今は新しいことにトライしたい気持ちなんだ。ただ、(トッテナムの)ダニエル・レヴィ会長の判断や他のクラブの動きによっては、僕がトッテナムと新契約を結ぶ可能性だってある」
「移籍が叶うのであれば、僕にとってステップアップになるのが望ましい。レアル・マドリードへの移籍が実現すれば僕にとってステップアップになる。そのためにはレアル・マドリードがトッテナムに対し、僕を欲していることを伝える(クラブ間交渉を持ちかける)必要があるけれど、今のところレアル側は動いていないみたいだね」
今季の公式戦51試合出場で10得点17アシストを叩き出し(独『transfermarkt』より)、同クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出にも貢献したエリクセン。同クラブとの現行契約は2020年までとなっているが、今夏の動向に注目が集まる。