[今週の注目試合]ACL16強が決定、日本勢の運命はいかに!? 独&西のカップ戦もクライマックス

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○AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節


21日(火)19:00 キックオフ
・浦和レッズ×北京国安 
・シドニーFC×川崎フロンターレ 
22日(水)19:00 キックオフ
・鹿島アントラーズ×山東魯能 
・メルボルン・ビクトリー×サンフレッチェ広島 
放送:日テレNEWS24、日テレプラス


ACLもグループステージの最終節を迎え、ついにノックアウトステージへ進む16クラブが決定する。グループGで2位の浦和は、同じ勝ち点で並ぶ3位北京国安とホームで対戦。アウェイで行われた一戦では0-0で試合を終えたので、スコアレスドローもしくは勝利が突破条件となる。1点が物を言う試合だけあって、いかにして失点を「0」に抑えるかがカギとなりそうだ。

そしてグループHで3位の川崎は、前節で2位の上海上港と引き分けたことで、すでに自力突破が消滅している。ただ、上海上港との勝ち点差は「1」のため、望みは捨ててはいけない。上海上港と首位通過を決めている蔚山現代の結果次第では突破の可能性が。逆転でベスト16入りを果たすためにも、今季ACLで苦戦を強いられてきた敵地での戦いではあるが、まずはシドニーFCを何が何でも撃破したい。その上で、上海上港が蔚山現代を相手に引き分け以下になることを祈るばかりだ。

グループEで2位につけており、引き分け以上でグループステージ突破が決まる鹿島。ただ、最終戦の相手は首位通過が決定している山東魯能が相手ということに加えて、ACLでは現在2連敗中ということもあり、油断はできない。大勢のファンが見守るホームで、連覇へ向けてこの大一番を制することができるのか。
なお、日本勢で唯一ベスト16進出を決めている広島は、すでに敗退が決まったメルボルン・Vとアウェイで対戦する。首位も確定しているため、消化試合という見方もあるが、この一戦はMF本田圭佑にとってメルボルン・Vでのラストマッチ。こちらも目が離せない試合となりそうだ。

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○RBライプツィヒ×バイエルン・ミュンヘン


DFBポカール・決勝 
25日(土)27:00 キックオフ
放送:DAZN



ドイツ国内の最後のタイトル、DFBポカール優勝を掛けてライプツィヒとバイエルンが激突する。ホッフェンハイムやヴォルフスブルク、ハンブルガーなどをなぎ倒し、初めて決勝の舞台へコマを進めたライプツィッヒ。2009年に創設され、順調に成長を続けているが、10年目にしてついに初タイトルを手にするかもしれない。選手やスタッフ、クラブ関係者もこの一戦に燃えていることだろう。一方、バイエルンは国内2冠を目指す。リーグ戦では驚異の巻き返しを披露し、逆転優勝を成し遂げたが、この勢いそのままにカップ戦まで制することができるのか。今季限りでの退団が決まっているロッベンとリベリのためにも、有終の美を飾りたい。

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○バルセロナ×バレンシア


スペイン国王杯・決勝 
25日(土)28:00 キックオフ
放送:DAZN



バルセロナが大会史上初の5連覇を成し遂げるのか、それともバレンシアが2007-08以来11シーズンぶりに頂点に立つのか。スペイン国王杯もついにクライマックスを迎える。前評判ではやはりリーグ制覇も成し遂げているバルセロナが優位との見方が多いが、テア・シュテーゲンやルイス・スアレスを筆頭に、デンベレやアルトゥールなど主力の負傷離脱が相次いでいるため、不安要素も多い。また、バレンシアは今季のリーグ戦で、バルセロナと2試合とも引き分けに終わっている。この2試合両方でリードを奪っており、王者を最も苦しめた相手といっても過言ではない。前評判を覆すことも大いにあり得るだろう。

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