シャルケからステップアップは近いのか
現在バイエルンの守護神を務めるマヌエル・ノイアーは、2011年にシャルケからやってきた選手だ。当時はノイアーもシャルケとの契約を延長せずに移籍を望んだのだが、それと同じようなシナリオが再び起こるかもしれない。
今注目を集めているのは、ノイアーの後継者とも呼ばれるシャルケの22歳GKアレクサンダー・ニューベルだ。すでに今季もブンデスリーガで17試合に出場するなど、ニューベルはシャルケで順調に育っている。その逸材には他クラブも当然目をつけており、独『Sport Bild』によればバイエルン、トッテナム、アーセナル、チェルシー、パリ・サンジェルマンといったビッグクラブが狙っているという。
バイエルンはドイツの先輩ノイアーが所属しているが、ノイアーも33歳とベテランの領域に入っている。バイエルンでは19歳のクリスティアン・フリュヒトルもいるが、いずれにしてもそろそろ後継者は見つけておきたい。
トッテナムはウーゴ・ロリスの後継者候補探し、守護神が今ひとつはっきりしないパリ・サンジェルマンも注目するのは当然だろう。ニューベルとシャルケは2020年までの契約を結んでいるが、同メディアによればニューベルは契約の延長交渉を避けているという。
今はそのタイミングではないようだが、ニューベルは今後どう動くのか。この夏にはU-21欧州選手権があり、ドイツ代表としてニューベルは出場すると見られている。そこでも評価は上げられるはずで、またまたドイツに誕生した有望なGKに世界が注目している。