敵将の“日程面で有利”発言にうんざり アヤックス指揮官は何と反論した?

アヤックスを率いるエリック・テン・ハーグ監督 photo/Getty Images

「我々は1000万ユーロの利益を得ているが……」

今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16でレアル・マドリード、準々決勝ではユヴェントスを退けるなど、快進撃を続けているアヤックス。現地時間4月30日の準決勝1stレグでトッテナムと対戦する同クラブだが、エリック・テン・ハーグ監督が敵将のコメントに反応した。

発端はエールディヴィジ(オランダ1部リーグ)の運営当局が27日と28日に予定されていた同リーグ第33節を延期し、CLの大一番に臨むアヤックスを手厚くサポートしたこと。このエールディヴィジ運営当局の措置に対し、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が「不公平だ」とコメント。先週末の国内リーグから中2日でCL準決勝に挑むトッテナムに対し、中6日で同試合を迎えることになったアヤックスがあまりに有利との見解を示した。

アヤックスのテン・ハーグ監督は準決勝1stレグの前日会見で、日程面での不公平性をアピールした敵将について言及。トッテナムと比べ自軍が資金力で劣ることを引き合いに出しながら、ポチェッティーノ監督のコメントに反論している。
「我々はエールディヴィジを戦うことで1000万ユーロ(約12億5000万円)の利益を得ているが、トッテナムはこれ以上のお金をプレミアリーグを戦うことで受け取っているはずだ。誰もがこのような“状況の違い”と向き合っているし、(サッカークラブは)いかなる状況であっても上手く対処しなければならない。それが今まで我々がしてきたことだ」

若手主体のメンバー構成でありながら、格上相手にも臆することなく攻撃的サッカーを展開し、準決勝まで勝ち上がってきたアヤックス。トッテナム相手にどのような名勝負を繰り広げるのだろうか。



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