得点数では大きな差
先日の古巣・モナコ戦でハットトリックを記録し、今季リーグ・アンでの得点数を30点に伸ばしたパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ。リーグ・アンの得点ランク2位はリールFWニコラ・ペペの19得点となっており、得点差を考えるとこのままムバッペがリーグ・アン得点王を獲得する可能性が高い。
伊『Calciomercato』もムバッペの脅威について取り上げているが、20歳時点での成績ではクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシを大きく上回る。クラブと代表の得点数を合わせると20歳当時のメッシは50得点、ロナウドは35得点だ。一方でムバッペはすでに96得点を奪っている。
ムバッペの次の誕生日がくるのは今年の12月で、この時までには確実に100点の大台に到達しているはず。20歳時点での得点数やワールドカップのタイトルを獲得していることを考えれば、史上最強の20歳と言っていいかもしれない。
あとはこのペースをどこまで維持できるのか。今はスピードでぶっちぎるプレイも目立つが、年齢を重ねるごとにスピードに頼るプレイは難しくなってくる。それこそロナウドが年齢を重ねるにつれてプレイスタイルを変えていったように、どこかでムバッペもスタイルを変えるタイミングがくるはずだ。そこでもペースが落ちなければ、ムバッペはメッシとロナウドをも超える真の怪物になる可能性がある。