“岡崎慎司&シュールレ”の記録が狙われる! 武藤嘉紀の後釜が大爆発していた

マインツのマテタ photo/Getty Images

マインツで大ブレイクする21歳

昨夏ブンデスリーガのマインツからプレミアリーグのニューカッスルへと移籍した日本代表FW武藤嘉紀。武藤はマインツの貴重な得点源で、武藤のプレミア挑戦はマインツにとって痛手だったはずだ。

誰が武藤の代わりを務めるのか。マインツが目をつけたのはリヨンでプレイしていた192cmの大型FWジャン・フィリップ・マテタだった。フランスの強豪リヨンでポジションを確保できていなかった21歳のマテタをマインツは引き抜き、今季より武藤の後釜として最前線を任せたのだ。

その結果、マテタはここまでリーグ戦12得点とブレイク。チームも12位と降格の心配をする必要がないところまで順位を上げており、マテタは武藤の後釜として見事にフィットした。それだけではない。
独『Bild』は、マテタがマインツのシーズン最多得点記録更新も狙えるのではと期待しているのだ。マインツのシーズン最多得点記録を持っているのは、今季ドルトムントからフラムにレンタル移籍していたFWアンドレ・シュールレ、そしてレスター・シティFW岡崎慎司だ。

岡崎はマインツでプレイしていた2013-14シーズンにリーグ戦15得点を決めており、これは2010-11シーズンにシュールレが記録した数字と並ぶクラブレコードだ。マテタはあと3点でその領域に達することになる。

ニューカッスルへ向かった武藤の方は大苦戦だが、マインツは武藤退団後も上手く穴を埋めている。昨夏の補強に成功したのはマインツの方だったか。

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