世界的名門・ミランはトッテナムとアヤックス見習え? 「若い選手も多い」

ミランでもCLベスト4は可能か photo/Getty Images

大金使わずともCLへ

チャンピオンズリーグでベスト4まで進んだトッテナムとアヤックスは、決して多額の資金を費やして作られたチームではない。若手の育成がベースになっており、時間をかけてチームを成熟させてきた。

このやり方を見習うべきチームは多いが、セリエAでもがいているミランもその1つだ。ミランといえば世界を代表する名門クラブだが、近年はチャンピオンズリーグにすら出場できない状態が続いている。1990年代のようなスター軍団ではなくなっており、昔に比べると選手層は地味だ。

そんなミランに求められるのは一貫性、そして若手の育成だ。指揮官をコロコロと変えるのではなく、粘り強くチームとして一歩ずつ成長していかなければならない。
伊『Calciomercato』によると、ミランを指揮するジェンナーロ・ガットゥーゾもトッテナムとアヤックスが1つのお手本になると口にする。

「トッテナムは新スタジアムに重点を置いていたから、補強されていない。ほとんど同じチームだし、互いを理解している。アヤックスも同じ戦いをしていて、私としてはこの結果はサプライズではない。彼らがモデルになるか?ミランも以前はたくさんの勝利を掴んだが、難しい時間もあった。だが今は若い選手も多いからね」

若い選手をじっくりと育て、2、3年後の成功を目指して戦えばチームは自ずと変わってくるだろう。今季ミランはリーグ戦でトップ4フィニッシュが見える位置まできているが、数年後にチャンピオンズリーグ・ベスト4に達することは可能だろうか。

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