レアル移籍は“夢”じゃない! ポグバの移籍希望にジダンは歓迎の姿勢
レアルでプレイするのを夢と語っていたポグバ photo/Getty Images
逆オファーにレアル側が反応
先日、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバは「レアル・マドリードでプレイするのは誰にとっても夢」とスペインの強豪に対する憧れを公言した。この発言をうけて、各欧州メディアが彼のレアル移籍について次々と報じたことは記憶に新しい。メディアを通じてポグバからの逆オファーという形になっているが、これについてレアルの指揮官が反応している。
英『Squawka』によると、レアルのジネディーヌ・ジダン監督はポグバがまだユナイテッドの選手であることを強調しつつも、将来的な彼の加入を歓迎する意思を示している。
「私はポグバが大好きだ、なにも今に始まったことではない。私は彼を個人的に知っているよ。彼は異なった種類のプレイヤーで、複数の選手でやることと同等のものをもたらしてくれる。攻守に活躍できるMFだ。彼はピッチで何をすべきかを知っているね。ポグバはユナイテッドの選手で私のチームの一員ではないが、レアルでプレイしたいといっている。もしそのチャンスがあるならば、彼が来るべきでないなんて言えないよ」
このコメントはさすがメディア慣れしているジダンといったところだろう。しっかりとポグバを歓迎する意思を見せつつも、ユナイテッドに対する配慮も忘れていない。こういうコメントができる人間性も彼がポグバに慕われている要因なのかもしれない。
現在のレアルは、中盤のレギュラー格であるMFルカ・モドリッチやMFトニ・クロースの去就が不透明になっており、来季新しいチームを作り上げなければならない可能性がある。そんな状況において、プレミアで好パフォーマンスを披露するフランス代表MFからラブコールを送られたとなれば、ジダンが拒否する理由はないだろう。年齢的にみても、ポグバは現在26歳と中長期的にチームの中心を任せることができる選手だ。加入となれば、若返りを図るレアルにとってプラスになることは間違いない。ポグバ自身はレアル移籍を“夢”と語ったが、その夢がかなう日は意外とすぐそこまで近づいているのかもしれない。