ドルトムントを救う”ラスト・アクション・ヒーロー”! 並んだ偉大な記録

アルカセルのゴールでヴォルフスブルクを撃破したドルトムント photo/Getty Images

今季は優勝にふさわしい成績

今季のドルトムントを何度も救ってきたのが、スーパーサブ的存在となったFWパコ・アルカセルだ。バルセロナからやってきたアルカセルは、前半戦からチームを勝利に導く得点を連発。途中交代から結果を出すことが多かったこともあり、スーパーサブとして大きな注目を集めたのだ。

それは今も変わっていない。ドルトムントは30日にリーグ戦でヴォルフスブルクと対戦したが、アルカセルは再び90分に入ってから2得点を記録。1点目は直接フリーキック、2点目はジェイドン・サンチョのパスを押し込んだものだった。

ブンデスリーガ公式は、改めてアルカセルを「ラスト・アクション・ヒーロー」と名付けて絶賛している。今回は先発出場していたのだが、試合の最終盤にネットを揺らすあたりは何ともアルカセルらしい。
また、このサンチョの2得点でドルトムントは貴重な記録に並ぶことになった。それはホームでの連続得点記録だ。今季のドルトムントは、リーグ戦のホームゲーム全てで最低2得点以上を奪っている。ホームゲームは今節が14試合目だったが、ホームで最低2得点以上を保証できるのは大きい。

そしてこれは1980-81シーズンに記録して以来のことだという。残るホームゲームは3試合あり、ここでも複数得点でしっかりと勝ち点3を確保したい。次節はバイエルンとの首位決戦だが、ドルトムントは粘れるのか。バイエルンが今節フライブルクと引き分けただけに、次節の直接対決は優勝を確実なものとする絶好のチャンスだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ