ファン・ハールが考えていたマンU復活プラン! 「3年自身が指揮し……」

マンUで仕事をした2人 photo/Getty Images

ギグスが語る

現在マンチェスター・ユナイテッドはオーレ・グンナー・スールシャールの下で徐々に本来の力を取り戻しており、やはりクラブOBで哲学を知るスールシャールのような人物にチームを任せるのが正しかったのかもしれない。

もっと早くにクラブOBに任せておくべきだったのかもしれないが、以前チームを指揮していたルイ・ファン・ハールには明確なプランがあったという。それは自身が3年ほどチームを指揮し、その後アシスタントコーチを務めていたライアン・ギグスに引き継ぐというものだ。

英『The Guardian』によると、ギグスはファン・ハールからそのようなプランを描いていることを聞かされていたという。当時は現役を終えたばかりで指揮官になる自信がギグスにはなかったようなのだが、ファン・ハールと仕事をしていく中で指揮官への道が見えてきたのだ。
「彼はエド・ウッドワードに言っていたんだ。自分が3年間チームの指揮を執り、それからギグスへ託すとね。あの時は現役を終えたばかりで自信がなかったけど、ルイと仕事をして準備ができたと感じたんだ」

残念ながらファン・ハールは解任されてしまい、モウリーニョが指揮官となった。プラン通りにはならなかったが、実現していれば理想的な形だったのではないか。ギグスは現在ウェールズ代表を指揮しており、ファン・ハールとの仕事が活きているはずだ。

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