サッリは意地でもカンテをアンカーにしないのか! ELでも采配にファン不満

チェルシーを率いるサッリ photo/Getty Images

カンテは相変わらずインサイドハーフ

14日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦でマルメと対戦したチェルシーは、アウェイで2-1の勝利を収めた。ひとまず敵地でしっかりと勝利できたのは大きいが、サポーターはこのゲームでも指揮官マウリツィオ・サッリの采配に納得できない部分があったようだ。

サポーターが反応したのは74分の交代策だ。2点をリードしていたチェルシーは74分にアンカーのジョルジーニョを下げてエンゴロ・カンテを投入した。守備固めとして考えるならカンテはそのままアンカーに入っていいところだが、サッリはカンテをいつも通り右のインサイドハーフに回し、代わりにマテオ・コバチッチをアンカーに置く布陣を選択した。これにサポーターは納得していないのだ。

英『TalkSport』によると、意地でもカンテをアンカーで起用しないサッリにサポーターから不満の声が出ている。ジョルジーニョをアンカー、カンテをインサイドハーフで起用するやり方をサッリは貫いているが、守備が崩壊するなど欠点も目立つ。カンテを本来の守備的MFとして起用すべきとの意見も多いのだが、サッリにその考えはないようだ。
「誰かなぜコバチッチがアンカーなのか説明してくれないか?」

「ジョルジーニョが下がってカンテが入り、コバチッチがアンカーへ。そしてマルメが得点を決めた。なぜならコバチッチが上手く守れないからだ」

「サッリはカンテをアンカーで試すことはないのだろう。たとえジョルジーニョが下がってもだ」

「カンテはワールドカップ覇者であり、過去2シーズン世界最高の守備的MFだったのに」

サポーターからはこうした意見が挙がっている。またタイミングの悪いことにマルメが得点を決めた場面では、コバチッチがアンデルス・クリスティアンセンに追いつけなかった。仮にあそこがカンテなら得意の危機察知能力を活かして防いでいた可能性もある。これもあってサポーターはサッリの考えが間違っているとの思いを強くしたのだろう。

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